1925年にパリで開催された「現代産業装飾芸術国際博覧会(通称:アール・デコ博)」から100年を迎える本年、東京都庭園美術館では記念企画として、「アール・デコ」をテーマにした全3回の美術館講座を開催します。
当館本館(旧朝香宮邸)の特徴であるアール・デコ様式は、20世紀初頭、フランスを中心にヨーロッパで広がり、さまざまな変遷を経て展開しました。第1回目の講座では、この様式の誕生に焦点を当て、建築史・意匠を専門とする三田村哲哉氏を講師にお迎えします。特にフランスと建築にフォーカスしながら、アール・デコが生まれた背景についてお話しいただきます。
【講師】
三田村哲哉(兵庫県立大学環境人間学部教授)