家族のありよう、働き方、価値観が多様化する中、どこで、誰と/ひとりで、どのように人生を送り、どのように老いていくか、人生の選択肢も多様化、個別化が進んできています。そして、どのように死を迎えるのか、死にどう向き合い看取っていくのかについても、一つの正解を求めることは難しくなってきています。
親しい人や家族が亡くなる時、側にいるか、いないのか、何をするのか、したいのか、それとも何もしないのか……。
「地域の物語2023」では「看取り」をテーマに、「えんげきコース」「からだコース」の2コースにわかれてグループワークを進めてきました。死を見届けること、亡くなるその「時」その「瞬間」の立ち合いを「看取り」と捉えるだけでなく、死にゆく人と向き合うプロセスそのものを「看取り」と捉えることから始めています。
参加者たちは、約2ヵ月半を経て、「看取り」についてどのように考えるようになったのか。
最終日に作品のかたちで発表します。
是非、劇場に足をお運びください。
いらしてくださってみなさんと一緒に、考えたり話し合う場も設けます。
あなた自身の物語も見つかるかもしれません。