東京都現代美術館で開催している「翻訳できない わたしの言葉」展参加アーティストのユニ・ホン・シャープ氏によるレクチャーを行います。
使用言語は日本語、手話通訳付きです。手話通訳:村山春佳、清水聖果
■アーティストからのメッセージ
こんにちは、ユニ・ホン・シャープです。
「沈黙の歴史についての短いレクチャー」では、作品《旧題 Still on our tongues》で扱われている、沖縄の「方言札」とフランス・ブルターニュ地方の「サンボル」をめぐる旅の記録、また、そこから想起したことを話します。基本的にわたしがずっと話し、村山さんと清水さんが手話通訳をしてくれる予定です。
手話通訳の人とご一緒するのは初めてなので、手話について調べるうちに、むかし、手話も学校で禁止されていたことを知りました。実は、わたしはこの展示に参加するまで手話やその歴史についての知識がほとんどありませんでした。いま、本を読んだり映画を見たりして、色々調べ始めているところです。展覧会が始まってから感じたことも共有したいなと思っています。それでは、日曜日の午後、みなさんにお会いするのを楽しみにしています。
ユニ・ホン・シャープ