「Museum Start あいうえの」では、今夏開催するプログラム「みるラボ:つたえ方を考える」参加者を募集しています!
ティーンズ世代を対象にした夏の2日間連続のスペシャルプログラム!
【みるラボ:つたえ方を考える】
聴者(聞こえる人)、ろう者、難聴者が、一緒に作品を鑑賞し、思考する2日間のプログラムです。
美術館で作品を鑑賞し、そこから感じたことや考えたことを様々な方法を試しながら誰かに伝えて、共有します。
普段、私たちは主に言葉を使って、コミュニケーションをとっていますが、私たちの世界には言葉以外のコミュニケーションの方法もたくさん存在しています。音や光にして伝えたり、イラストを書いて表現したり、身体を動かして表してみたり。
アーティストの南雲麻衣さんを案内役に言葉だけではなく、様々な表現やコミュニケーションを試してみます。
伝える方法や手段の幅が広がれば、共に過ごす相手の状況や背景がどんなものでも、どのような関わり方があるのかを考えて、コミュニケーションをとることができるようになります。
多様な人がいることを知り、自分とは違う相手のことを想像することができれば、それぞれの在り方を受け入れられるようになるのではないでしょうか。
うまくいくことも、いかないことも楽しみながら共に2日間を過ごしてみませんか。
〈開催日〉8/16(金) 〜8/17(土)
※2日間連続プログラム
〈時間〉10:00〜15:00
※時間は変更になる可能性があります。
〈場所〉東京都美術館
〈対象〉15〜18歳(学年では高校1〜3年生)
〈定員〉12名程度
※定員を超えた場合は、抽選となります。
〈参加費〉無料
※プログラム中の昼食は各自負担です。
〈申込締切〉2024/07/21(日)
〈参加条件〉
・全2日間参加できる方
・パソコンやスマートフォンなどでのEメールの送受信ならびにインターネット接続が可能な方
〈プログラム・パートナー〉
南雲 麻衣
平成元年生まれ。ダンサー、俳優、アーティスト。
幼少時からモダンダンスを学び、現在は手話を活かしたパフォーマンスや演劇など、身体表現全般に活動を広げる。
カンパニーデラシネラ『鑑賞者』出演(2013年)、百瀬文《Social Dance》出演(2019年)など。
音声言語と視覚言語を用いた複数言語の「ゆらぎ」をテーマにした《母語の外で旅をする》(2024) 東京都現代美術館で展示。
【情報保障について】
プログラムは、日本語と手話で行います。
UDトークや筆談を取り入れてコミュニケーションをとることができます。
手話通訳もつきます。
3日間の活動に寄り添うアート‧コミュニケータ(とびラー)の中にもろう者と難聴者がいます。
手話やUDトーク、筆談などで聴者(聞こえる人)とコミュニケーションをとって活動をしています。
【活動に寄り添う、アート・コミュニケータ(とびラー)とは?】
東京都美術館と東京藝術大学の連携事業「とびらプロジェクト」に所属する大人たち。3年間の任期の中で、アートを介し、様々な価値観を持つ多様な人々を結びつけるコミュニティのデザインに取り組んでいます。
とびラーは、年齢も性別も職業も障がいの有無もさまざま。現在は、聴者(聞こえる人)、ろう者、難聴者が一緒に活動しています。プログラムでは、学び合う仲間として、共に過ごします。
とびらプロジェクトについてはこちら >
▼2023年に実施したプログラムの様子▼