東京の歴史をふりかえると、これまでに火災・水害・震災・戦災などにより、多くの貴重な文化資源が失われてきました。現在もまた、社会・経済の変動に伴い、こうした文化資源が失われつつあります。そのなかで、東京都庭園美術館と江戸東京たてもの園は、歴史的建造物を後世へ継承するため、幅広い分野での利活用を目指し、さまざまな取り組みを試みています。
本シンポジウムでは、建造物の利活用に向けた実物とデジタルの融合について、3D Digital Archive Projectの事例とともにご紹介します。
【登壇者】
・山田修(奈良県立大学|地域創造研究センター長・教授)
・瀬賀未久(株式会社gluon|ディレクター)
・早川典子(東京都庭園美術館|学芸員)
・斉藤音夢(東京都庭園美術館|学芸員)
・持主実(江戸東京たてもの園|専門技術員)
・生田真菜(江戸東京たてもの園|学芸員)
・小林愛恵(アーツカウンシル東京|学芸員)
【グラフィックレコーダー】
・清水淳子(視覚言語研究者 / インタラクションデザイナー)