静岡県静岡市を拠点に活動している公益財団法人静岡県舞台芸術センター(Shizuoka Performing Arts Center : SPAC)は、専用の劇場や稽古場を拠点として、俳優、舞台技術・制作スタッフが活動を行う日本で初めての公立文化事業集団です。
SPACは、他地域の公立劇場と相互に知見を交換しながら舞台作品の創造・発信をすることで、クリエイティビティの高い舞台芸術が広がる仕組みづくりに取り組むべく、KAAT神奈川芸術劇場との連携をスタートします。
その第一歩として、「宝探し」をテーマに、KAATとSPACがそれぞれキッズ向けの演劇作品を創作。神奈川では「KAATキッズ・プログラム2025」の一環として、静岡では「グランシップ世界のこども劇場2025」との連携事業として2作品を連続上演いたします。
迷宮に取り残された少年や、言葉を探す旅人たち、お芝居がはじまるのをずっと待っている役者たち……へんてこな人たちのへんてこなお話。ひとつひとつのお話はちがうようで、どこかつながっていて、はじまりやおわりがはっきりしません。まるであわせ鏡のように、ふしぎで、ちょっぴりこわくて、とびっきり美しい ───物語の迷宮へ───
大高浩一、榊原有美、杉山賢、舘野百代
森でお母さんとしあわせな毎日をすごしていた女の子は、あるとき、自分にはなぜお父さんがいないのか、自分はいったいどこからきたのか知りたくなり、お母さんにたずねます。お母さんのこたえに納得がいかない女の子は、自分がどこからきたのか知るために、動物たちの助けをかりながら自分自身の物語を辿りはじめますが……あふれる好奇心と遊び心で描きます。
藤戸野絵、少路勇介、下司尚実、山田茉琳、岩永丞威
全公演で鑑賞サポートを実施します。
・バリアフリー日本語字幕
・音声ガイド
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