2023年12月1日(金)〜17日(日)の期間、京都・岡崎公園内の文化施設で開催する「CONNECT⇄_アートでうずうず つながる世界」各プログラムや関連イベントをより深く楽しみ、「共生」について考えるための連続トークイベント。各館での取組のテーマ・内容に合わせて、「共生」につながる研究やプロジェクトに携わる専門家をゲストに迎えます。
それぞれの立場からのお話を聞いて考えてみませんか。
テーマとスケジュール
②12月17日(日) 14:00〜15:30 「CONNECT⇄_の入口をデザインするー美術館ロビーの設えから」
CONNECT⇄_では、京都国立近代美術館1階ロビーを情報センター、展示空間、休憩所や体験コーナーなど複合的な要素を持った空間として設えています。また誰もが気軽に訪れ、安心して時間を過ごすことができるような〈入口〉としてのデザインについて、美術館、建築家、デザイナー等が協働して検討してきました。このセッションでは、昨年度・今年度のロビー計画に関わったメンバーが集まり、企画の意図や検討プロセス等について語り合います。
出演:木村慎弥(REUNION STUDIO 共同代表)、坂田佐武郎(Neki inc.代表)、松山沙樹(京都国立近代美術館 研究員)、朴鈴子(CONNECT⇄_事務局)
※後日アーカイブ映像を公開します
登壇者プロフィール
木村 慎弥(REUNION STUDIO共同代表)
建築家。REUNION STUDIO共同主宰(同・管理建築士)。1983年兵庫県明石市出身。建築の設計や現場での施工からコミュニティデザインまで、ハード/ソフトを問わず、都市と建築に関するさまざまなプロジェクトに取り組む。龍谷大学や京都精華大学などの非常勤講師を歴任。
坂田 佐武郎(Neki inc. 代表)
1985年京都府宇治市生まれ。京都造形芸術大学情報デザイン学科を卒業。卒業後3年間、graf(大阪)にてデザイナーとして勤務し、2010年に独立。2018年6月、写真家の成田舞とNeki inc.を設立。京都を拠点にグラフィックデザインの分野で活動する。
松山 沙樹(京都国立近代美術館 研究員)
大学で西洋美術史、大学院で美術館教育を学んだのち美術館の現場へ。教育普及担当として、学校連携や展覧会関連ワークショップなど多様な利用者と美術をつなぐ活動や、見える・見えないに関わらず共に楽しめるユニバーサルな鑑賞の可能性を探る「感覚をひらく」事業を担当している。
朴 鈴子(CONNECT⇄_事務局)
京都国立近代美術館、山口情報芸術センター[YCAM]を経て、2019年よりフリーランスでアートやデザイン、地域に関わる活動を展開。2021年に株式会社Office PARKを夫と共に立ち上げ、スポーツやアートに関わる幅広い企画のマネジメントに関わる。CONNECT⇄_初年度からプログラムのコーディネーターとして協働。
CONNECT⇄_については公式ウェブサイトをご覧ください。
過去のトークやプログラムのアーカイブ動画をCONNECT⇄_のYouTubeチャンネルで公開しています。