こと!こと?かわさきオープンレクチャーでは、アートコミュニケータ(通称:ことラー)の講座を一般公開し、プロジェクトの関心事やありたいまちの姿について、広くみなさんと共有し考えていきます。
今回は、編集者の白石正明さんをゲストにお招きし、〈ケア〉と〈アートコミュニケーション〉との類似性を見出し、私たちが大事にしていきたいアートコミュニケータのあり方やコミュニケーションのかたちについて、深く掘り下げていきます。
ゲスト|白石正明(編集者)
登壇者|玉置真(こと!こと?かわさき プロジェクトマネージャー)
近藤乃梨子(こと!こと?かわさき プロジェクトマネージャー)
【登壇者プロフィール】
■白石正明[編集者]
昨年定年退職をした医学書院にて「シリーズ ケアをひらく」(毎日出版文化賞)を創刊。同シリーズでは川口有美子『逝かない身体』(大宅壮一ノンフィクション賞)、熊谷晋一郎『リハビリの夜』(新潮ドキュメント賞)、國分功一郎『中動態の世界』(小林秀雄賞)、東畑開人『居るのはつらいよ』(大佛次郎論壇賞)など約50冊を刊行。最新担当書は小川公代『ゆっくり歩く』。昨年4月に初の著書『ケアと編集』(岩波新書)を上梓。
■近藤乃梨子
[東京藝術大学 特任研究員/こと!こと?かわさき プロジェクトマネージャー]
2015年よりNPO法人芸術資源開発機構(ARDA)のコーディネーターとして、市民ボランティアと協働し、学校での美術鑑賞授業や高齢者施設へのアウトリーチ活動などのプロジェクトを運営。2020年に川崎市多摩区でご近所アートコレクティブ TAMA VOICESを結成し、アートの地産地消をモットーに活動中。一般社団法人アプリシエイトアプローチ代表理事。2023年より現職。
■玉置真
[東京藝術大学 特任研究員/こと!こと?かわさき プロジェクトマネージャー]
2012年よりアーツ千代田3331のインストーラー、コーディネーターとして、アーティストと共にいくつもの展覧会の制作やプロジェクトを運営。2019年4月にアーティストの視点や考え方に直接触れることで日常の中に新たな価値が生まれる可能性を感じ、合同会社玉置プロダクションを設立。アーティストのワークショップやコミュニケーションを育むイベントなどを企画、運営。合同会社玉置プロダクション代表。2023年より現職。