「藤本壮介の建築」展関連プログラム
日本語のみ
さまざまな方に開かれたアクセス・プログラムとして、住吉山実里さんによる参加型パフォーマンス『筆談会 これより先、無言』を、9月20日(土)・23日(火・祝)の2日間、開催します。会場には大きな紙とペンが用意されており、住吉山さんや他の来場者の方と筆談をとおして対話することができます。「一度に紙に書けるのは一人だけ」というルールのもと、「藤本壮介の建築」展や同時開催の展覧会で感じたことを、言葉や絵、図像を使って表現してみませんか。
また、9月20日(土)10:30~12:30には、「手話ツアー」付きの『筆談会』も行います。手話通訳を交えて森美術館のラーニング・スタッフが展覧会を紹介する「手話ツアー」に参加したあと、参加者は住吉山実里さんやドラマトゥルクの藤原ちからさんと『筆談会』をとおして展覧会の感想を共有します。手話をお使いにならない方も気軽にご参加ください。
住吉山実里(orangcosong)
大阪出身、横浜在住のトランスディシプリナリー・アーティスト。京都工芸繊維大学で建築・都市史を学んだ後、 ダンサーとしての活動を開始。京都でコンテンポラリーダンス、舞踏、演劇など数々の演出家の作品に出演し、2010年より自身の作品創作を始める。2017年より完全なる沈黙の中で行われる『筆談会 これより先、無言』を大阪、高知、東京、横浜、釜山、上海、香港、台北、ヤンゴン、ジョグジャカルタ、マカンダ、ビルバオ、キプロス、ケルン、デュッセルドルフで開催。2019年にはアートコレクティブorangcosongを藤原ちからと創設し、遊歩型ツアープロジェクト『演劇クエスト』の滞在制作のためアジア、アフリカ、ヨーロッパ各地を訪れている。2020年にはオンラインでの国際プロジェクト『2×2 WindowS』をマルチメディア・コンポーザーのタム・ティ・ファムと共同創設している。