世田谷パブリックシアターでは、11月16日(土)から12月1日(日)まで『ロボット』を上演いたします。
今作の戯曲はおよそ100年前の1920年に、チェコの国民的作家・劇作家であるカレル・チャペックによって発表されました。チャペックは「労働」を意味するチェコ語「robota (ロボタ)」から、「ロボット」という言葉を新たに生み出したと言われています。
戯曲の発表から約100年経った今、このチャペックの代表作を演出するのは、卓越した発想力とユーモアで、独特の奇想天外な世界観を描き出す作風に定評のあるノゾエ征爾です。ノゾエは「もしかしたら今が、ロボットが『ロボットらしい』うちに公演できる最後のチャンスなのかもしれない。」と話します。
ロボットと人間の共存が始まりつつある2024年に生きる人々に向けて、シニカルかつ不条理なドラマとして転換し、現代の物語としてお届けいたします。
本公演では日にち限定で、聴覚障害者のための字幕タブレット貸出を行います。(定員有、要予約)
詳細は世田谷パブリックシアターHPをご覧ください。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。