1925年にパリで開催された「現代装飾美術・産業美術国際博覧会(通称:アール・デコ博)」から100年を迎える本年、当館では記念企画として、「アール・デコ」をテーマにした全3回の美術館講座を開催します。
第1回の「アール・デコの誕生」では、兵庫県立大学教授の三田村哲哉氏から「アール・デコ博」開催の経緯やその後の展開について、第2回の「アメリカにおけるアール・デコの展開」では、聖学院大学准教授の江崎聡子氏から、アメリカのアール・デコの特徴や展開についてお話しいただきました。「アール・デコ博」開催を契機に、欧米をはじめとする世界各国へと展開したアール・デコですが、日本ではどのように受け入れられたのでしょうか。第3回では、「日本におけるアール・デコの受容」をテーマに、米山勇氏と当館副館長牟田行秀がお話しします。
【講師】
米山勇(建築史家・東京都江戸東京博物館研究員)、牟田行秀(東京都庭園美術館副館長)