猛暑とコロナ禍がなかなか止まらないこの頃ですが、おかわりありませんでしょうか？
今回は「ルール？展」についてお話しします。
六本木ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHT で「ルール？展」が11月28日まで開催中です。
日常のさまざまな場面で遭遇するルールの存在と影響を取り上げ、デザインによってどのようにかたちづくることができるのか、多角的な視点から探る展覧会です。一見、アートとは無関係のお堅い展覧会と思うかもしれませんが、様々なルールを映像アート、インスタレーション、メディアアートなどの多様なアートを以て解釈、展覧していて、コンテンポラリーアートの展覧会としても十分楽しめます。
法律家、デザイナー、キュレーターからなる当展のディレクターチームの田中みゆきさんは、「障害は世界を捉え直す視点」をテーマにカテゴリーにとらわれないプロジェクトを企画されています。様々な障害を持つ方々と一緒にお仕事をされることの多い田中さんのご発意で、当展に出展されている映像作品全てに日本語字幕がついています。「ルール」を皮肉る映像作品もあり、見終えた後にルールについて考えさせられるのもまた楽しからずや。会場内には自由に移動できる木製箱があり、映像作品の鑑賞の時の椅子にもなりますので、ゆっくりご覧頂けます。
聞こえない人でも是非「ルール？展」を訪問してみてください。ただ週末は混雑しているので可能なら平日のご来館をお勧めします。
11月28日まで。
開館時間 平日11:00 – 17:00、土日祝11:00 – 18:00（入場は閉館の30分前まで）
休館日 火曜日
入場料 一般1,200円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料、身障者手帳を提示すると付き添い１名も含めて無料
#手話マップ_レポート
当展のURL :http://www.2121designsight.jp/program/rule/
