開催中の「ジャム・セッション 山口晃」展の入り口には、山口晃さんお手製の「スケッチOK」というパネルが掲げられています。一部を抜粋すると
「見ることは描くこと。気になったらまず描いてみます。好いなぁと思った時も描いてみます。そうすると描こうとする所をとてもよく見るのですね。(略)スケッチで輪郭を追うだけでも迫るものがあります。気軽に、別に、上手いとか下手だとかは関係なく、スケッチ心が起こったら気軽にやればいいだけです。…」
展覧会を訪れた皆さんへの山口さんからのお誘いの言葉です。
この機会に、スケッチの時間を含む鑑賞会に参加してみませんか。今回は、耳の聞こえない方・聞こえにくい方、耳の聞こえる方をそれぞれ4人ずつ募集します。
参加者同士が一対一のペアとなって意見を出しあったり、スケッチをしながら一人で会場を巡ったり、展覧会の感想を皆で語り合ったりします。絵を描くことが好きな人も、描く機会のない人も、手話で話される人も、手話で話されない人も、耳の聞こえる人も、耳の聞こえない人も、ご一緒に。「描くことは見ること」を体験してみませんか?ご参加、お待ちしております。
手話通訳(手話―音声日本語)がございます。