糸や毛糸などの繊維素材を用いて制作する力石 咲。
滞在制作・展示「ファイバー! サバイバー! ここにある術」では、 「この世界に糸と自分だけになったら、どうやって生き延びるか」というテーマのもと、力石が時には来場者と交わりながら、「残糸」を用いて作品を制作し、その展示を行います。
展示初日に開催するアーティスト・トークでは、滞在制作や完成した作品について、うかがいます。
■作家プロフィール
力石 咲| CHIKARAISHI Saki
1982年埼玉県生まれ。2004年多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業。編み解く行為によって変容し循環し続ける繊維素材に関心を寄せ、人やもの、世界の始まりやその変移などと結びつけながら制作を行う。近年の主な展示に、「アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.13 力石咲」(岐阜県美術館、岐阜、2023年)、「開館25周年記念 全館コレクション展『これらの時間についての夢』」(宇都宮美術館、栃木、2022年)などがある。また、「吉祥寺ダンスLAB. vol.4『エコトーン ECHO-TONE』」(吉祥寺シアター、東京、2022年)などの舞台も手がける。