イベント

国立新美術館連続講座:アートをめぐる場の設計 第1回「地域と美術館の関わりを考える」

国立新美術館 3階講堂/ 東京都港区
会期 2023年12月10日(日)
全4回シリーズ
情報保障: 手話通訳文字支援

【概 要】

2020年のパンデミック以降、私たちは「共にあること」の意味を自問してきたのではないでしょうか。更に戦争や対立が深まっている日々、美術館においても例外ではなく、異なる立場の人々が同じ空間を共有しながら作品と出会い、遠い世界や他者を想像し、内省的な時間を持つことの意義を再認識しつつあります。
今回の連続講座では、前回の連続講座「美術館を考える」に続き、さらに視野を広げて「アートをめぐる場の設計」をテーマとします。立場の違いを超えて共通の関心が形成されていく現在進行中の取り組みを紐解きながら、地域とアートの関わり、ツーリズム、市民が作る映像アーカイブ、環境美学などの観点から、「共にあること」とアートの関わりを考えます。

【第1回:12月10日(日)「地域と美術館の関わりを考える」】

地域と美術館の関係は大きく2つに分けられる。一つは、美術館と地域の人たちとの文化を通じた直接的な関わり。もう一つは、地域外の人たちが美術館を訪れることで生まれる地域への経済的な影響。後者に関しては、金沢21世紀美術館が構想された2000年頃から、まちづくりや商店街の再活性化などに対して美術館が果たす役割が、さらに十和田市現代美術館が開館した2010年頃からは海外を含む観光客を地域に惹きつけるための拠点としての役割が注目されるようになった。変化する状況を背景に美術館はどのように地域と関係すべきか。金沢21世紀美術館や十和田市現代美術館を例に、現場で見えてきた課題を共有し、論点を整理する。(鷲田めるろ)

【講 師】鷲田めるろ(わしだ めるろ)氏

十和田市現代美術館館長/東京藝術大学准教授

1973年京都市生まれ、十和田市在住。東京大学大学院修士(文学)修了。金沢21世紀美術館キュレーター(1999年から2018年)を経て現職。第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館キュレーター(2017年)。あいちトリエンナーレ2019キュレーター。著書に『キュレーターズノート二〇〇七ー二〇二〇』(美学出版)。主な論文に「鶴来現代美術祭における地域と伝統」『金沢21世紀美術館研究紀要アール』6号。

 

開催概要

時間
15:00~16:30(14:30開場)
料金
無料※事前申込が必要です。
対象・定員
60名※応募者多数の場合は抽選  一般対象。どなたでもご参加いただけます。特に現代美術に関する学術分野(博物館学・美術史学・ミュージアムスタディーズ・空間設計など)に関心のある方、アートマネジメントに関心のある方、アーティスト、公立文化施設について深く考えたい方など。UDトークによる文字支援つき。
申込方法
申込期間中に国立新美術館HPに掲載した申込フォームよりお申込みください。
https://www.nact.jp/event/2023/005344.html
※手話通訳をご希望の方のみ、申込フォームの「8. 備考(ご質問・ご要望等)」にその旨をご記入の上、12月8日(金)14:00までにお申込みください。

【申込期間】2023年11月13日(月) ~ 2023年12月 4日(月)*手話通訳の希望は12月8日(金)14:00まで
お問合せ
TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
情報保障についてのお問い合わせはe-mail:masumi@nact.jp
備考
本イベントの記録写真を、活動報告や広報の目的で公開する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
プログラム終了後、アーカイブ配信を行います。(配信視聴のみを希望される方の事前登録は不要です。)
手話通訳の配信はございませんが、日本語字幕をつける予定です。
※本イベントの記録写真を、活動報告や広報の目的で公開する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
今後の予定
第2回:1月28日(日)「芸術体験と空間デザイン」(仮)
山岸綾(一級建築士事務所サイクル・アーキテクツ代表/中部大学工学部建築学科准教授)
第3回:2月17日(土)「アートをめぐる分散型アーカイブの設計」(仮)
佐藤知久(京都市立芸術大学芸術資源研究センター教授)
第4回:3月3日(日)「ソフィ・カルの視点から」(仮)
松田愛(富山大学 学術研究部芸術文化学系 准教授)
※プログラムの詳細は順次国立新美術館HP(https://www.nact.jp/event/index.html)にて更新いたします。

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