きびしい暑さも和らぎつつあるこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
このたび、東京都現代美術館での展覧会「あ、共感とかじゃなくて。」展が2023年11月5日まで開催中です。「自分以外の誰かの気持ちや経験などを理解する力」としての共感とはなにか、作品を通じて考えることをテーマにした展覧会です。思えば、わたしたちは生活のなかでいろんな人や出来事に共感したり、されたりしています。
この興味深い展覧会について、手話マップは美術館より依頼を受け、手話による動画を6点制作しました。
ひとつは、ステートメント(展示全体の考え方)を述べた動画を制作しており、展覧会の入り口で上映されています。また、この展覧会は5名の作家が展示をしているのですが、それぞれの作家ごとに解説動画をつけています。会場にQRコードが設置されており、スマートフォンで読み込むことでご覧いただけます。
東京都現代美術館より依頼をうけて制作をしましたが、その際に絵コンテの作成を行い、美術館にイメージが伝わるように工夫しています。また、手話にそった台本の確認など手話による表現ができるように取り組みました。
「あ、共感とかじゃなくて。」展をご担当されました、学芸員の八巻香澄さんよりコメントをいただきましたので、ご紹介いたします。
東京都現代美術館では美術館紹介動画を手話マップに作っていただ
私からはまず原稿(会場内で掲示される解説パネルと同じ内容)を
展覧会の開幕後に撮影したので、展示室で作品を背景に「こちら
そのかいあって、展示室内のモニターは、手話を理解しない人も含
手話マップとしても東京都現代美術館と協働できたことをたいへん喜んでおります。また現在、ステートメントの再生回数が7000回を超えており、多くの方がご覧くださっていることをとてもうれしく思います。
展覧会のウェブサイトでも動画をすべてご覧いただけます。
ご高覧いただき、展覧会にもぜひお越しください!